蕎麦日和
おそばと愉しむ器展
2016年晩夏。
いつもの自宅ギャラリーを飛び出して
企画展を行います。
場所は小松庵総本家。
大正11年に駒込で創業した
江戸蕎麦の老舗です。
六義園の緑を借景にした
モダンな新店舗に移転したのは2年前。
「東京蕎麦」というコンセプトのもと、
新しい蕎麦の世界をここ、駒込より
発信し続けています。
そして、実は・・・
もう一つ、知る人ぞ知る密かな
空間があるのです。
その名も、「蕎学洞」。
読んで字のごとく、都会に密かに息づいている
「洞窟」です。
ここを舞台に、
「おそばと愉しむ器展」を開催します。
そば猪口、豆皿、酒器、一輪挿し・・。
夏の名残を惜しみながら秋の風情を
この手に。
この企画展のために作品を
ご提供してくださる作家は
陶・柚木寿雄
磁・高橋朋子
漆:辻徹
の3名の方です。
柚木寿雄さんは、その代表作、「石ころ」をはじめ
日常の器から花器にいたるまで、その独創的な世界を今も
精力的に切り開いていらっしゃいます。
高橋朋子さんの涼感溢れる清流のような繊細で美しい作品は、
彼女の尽きることのない純粋な探求心の賜物。
ここ数年の間、個展にお伺いしながら、
交流を深めてまいりました。
そして、漆器の辻徹さん。
国産漆生産量の第二位を誇る茨城県常陸大子で
分業制ではなく、漆の木を育てるところから販売まで一貫して
自分の手で行うというスタイルを提唱。
漆器業界に風穴を開けんと奮闘されています。
でも、その作品はあくまで自然体。
普段の暮らしに漆器を取り戻してほしいという思いを
込めた素朴で優しい作品たちです。
蕎麦日和 おそばと愉しむ器展
日時:8月31日(水)~9月4日(日)
11時から19時
場所: 小松庵総本家駒込本店・蕎学洞
豊島区駒込1-43-16 ⇒地図
TEL : 03-3944-8385
東京メトロ南北線駒込駅2番出口すぐ。
JR山手線駒込駅より徒歩3分
企画:ギャラリーKAI
出品作家 :
陶・柚木寿雄
磁・高橋朋子
漆:辻徹
出品アイテム :そば猪口、酒器、豆皿、花入れなど。
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